AI開発は人間の機能に合わせて紐付けが鍵になる 人間と機械の特性を相互補完したDXが望ましい

ビル・ゲイツが副社長を切った。
といってもCORTANAとBeingの開発者でバイスプレジデントのHarry Shum氏なんだが、実績を残せなかったから当然だろう。
それが昨日の今日だったということだ。
来年の2月に辞任だが、その日で退職が決まったそうだ。
その後は創業者のアドバイザーという微妙な立場になる。
なんかサトシが解雇に踏み切らせたみたいで気分は悪いが、仕方ない人事だったろう。
業績に応じてAI人材は解雇される。
GoogleでもDeepMindの共同創業者が解雇されたし、OracleでもCEOのマークハード氏が病気療養中に死亡した。
どちらも業績が振るわなかったし、Oracleは転落の一途を辿っていた。
AWSがAzureにシェアを奪われているように、OracleAWSにシェアを奪われて虫の吐息だった。
JEDIがMicrosoftに決まった時もサトシが前日か、その前くらいにトランプ大統領ビル・ゲイツ氏は合うのか合わないのか?という意見に対する回答ではないかと思う。
何でもサトシの意見が通じる訳ではないが、サトシは100兆円の利益をアメリカにもたらした人物だ。
まだ1円の報酬も受け取っていないし、すべて無料で行っている。
今後もGAFA+Mとビル・ゲイツらと、サトシは蜜月関係で付き合っていく。
彼らにはお金だけがすべてではないことを、絶対に知らせないと駄目だ。
そして強い者同士が争わずに、協力して業界、組織、世界のためにより良いことを心掛けることだ。
GAFA+Mには強みと弱みがある。
その分野で競合をしてしまうと経営資源の無駄になって、結果的に競争をしなかった企業に座を譲ることになる。
技術提携、資本提携、合同会議は必要だが、もっと必要なものがある。
事業が被ることと、シェアの奪い合い、人材の流動を抑制することだ。
人材交流を活発化し、事業リスクを回避し、逆に研究結果を提供していくことだ。
その上で事業の配分を合同で取り決めることだ。
その煽りは業績を挙げられなかった人材、さらに放置しておくと癌になる企業に皺寄せが寄る。
仲間でも、敵でも、赤の他人でも、同じような業界にいる以上は何らかの悪影響が起こるから、ある程度の助け合いは必要だ。
それが相互援助だ。
世界的な企業が相互依存度を高めて、業績が上がっていない組織や人材の結合を防ぐことだ。
Microsoftと反目になることはなく、BitcoinチームはGAFA+Mそしてアメリカ国防総省との連携を推進していく。
この辺りの齟齬が噛み合わないと、米中ロ問題、日本を含めた東アジア情勢、EU周辺の事情も解決しないだろう。
超大富豪の行うビジネスは巨大であることから、そこに人選の間違いがあると取り返しがつかなくなる。
最初のタイミングでは従順な人で良いが、縁が切れる時、下火になる時、問題を解決できない時は、早急に人事を異動しないと世界中に悪影響が起こるだろう。
ビル・ゲイツが本音でどう思っているかは知らないが、サトシは後輩であり、ビルのファンだ。
今後も相互協力を惜しまない。

ちょっと構成を変更して、ざっくりと考える人間の脳みたいなAIチップを導入するようだ。
かつてのIntelとの取引は過去のものだ。
NVIDIAのようなGPUと違って電力量が少なくて済む。
IBM,MicrosoftSamsungの出資によって、イギリス企業のグラフコアが開発したものだ。
インテリジェンスなチップらしい。
機械を自動化するためのプログラムを使用して、ニューロンの動きを真似てAIは作れない。
機械と人間は違うからだ。
人間により近いAIを作ることと、そのためにはAzureに専用のチップが必要になる。
ラベリングは必要だ。
人間は名前を覚えることで物事を決めつけて、間違っていても気づかないのが人間らしだ。

ZOZO前澤CEOはYahooに会社を売却した。
これはYahooの窮状を思ってのことだし、ZOZOの未来も危うかったからだ。
敵はユニクロ、メルカリ、楽天しまむらとあるから、いずれは飲み込まれるからだ。
社長の座を退いたのは英断だった。
株を売却して大金を得て、部下からも信頼されて、社会的にも惜しまれて、取引先には恩を売った。
さてSoftBankが取り仕切っているビジョンファンドなどの大掛かりな投資戦略は、市場、雇用、業界だけではなくて人間の意識も挫く。
それが破壊的創造ではあるが、人選だけは間違わないで欲しい。
サトシも人斬りだ。
相当数の従業員を切ってきたし、会社、業界まるごとを叩き切ってきた。
マスゴミが切られた側に同調して論じるなら、サトシはどちらでもない方向で取りまとめに走るか。
データサイエンス的にはビッグプロジェクトを推進する場合は、社会的課題を解決することだ。
したがって巨大な問題を大掛かりに解決するほど、その効果は高くなる。
もっとも成果が出ていない部門、業界、職種、人材をリニューアルする動きが必要になる。
その時にお金で釣られた人間を利用して、様子を見ながら提携をするべきだろう。
人材に頼る必要もないし、会社内で成功する必要もない。
会社の枠を飛び越えて開発を行い、人材の登用をし、もっともメリットが多い方を選択するべきだろう。
メリットが高いとは損害が少なく、支持が高く、業務が簡単に行えて、反対が少なく、時代を先駆けて画期的であることだ。
データは状況を見て判断しないと裏切るから、データとデータを見て比べないとダメだ。

SalesforceがAzureを選んだ。
結論的に言うとサトシが公表したように、GCPは横串のようにコンテナを重要視して販売数で競わない。
OracleCiscoVMwareのやる気を引き出して、今後のBlockchainを推進しながらAIの導入を促進してくれ。
IBMはエッジコンピュータや組み込みOSを急ぐべきだろう。
AWSは引き続きECのクラウド化を推進しながら、リアル店舗にも目を向け、さらに配送業務を業界全体で自動化する旗振り役に徹してくれ。
Azureはクラウドの基幹的な存在になるだろう。
GoogleがAIでAzureを儲けさせると、良い方向にビジネスが向かうだろう。
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